日常生活にも欠かせないコンタクトレンズ!正しく使うための基本情報を分かりやすく解説

このサイトでは、コンタクトレンズを正しく使用するために知っておくべき基本情報をご紹介します。日常生活でレンズを装着する機会が多い方にとっても参考になる情報が満載です。
またこのサイトでは、レンズをはじめて作る場合には眼科を受診した上で処方箋が必要になる理由についても詳しく解説していきます。
さらにこのサイトでは、歴史に関することもお伝えしていきます。いつから使用するようになったのか気になる方は参考にしてみてください。
日常生活にも欠かせないコンタクトレンズ!正しく使うための基本情報を分かりやすく解説
眼の中に入れるだけで視力が矯正できるコンタクトレンズは、日常生活にも欠かせない大事なアイテムです。
正しく使うためには、洗浄をしっかりと行うことが基本です。
初めてコンタクトレンズを作る場合には、眼科で診察を受けて処方箋を発行してもらいましょう。
その後も定期的な受診が必要です。
目の安全を守るためにも、必ず眼科を受診しておきましょう。
コンタクトレンズを発見したのは、モナリザで有名な画家のレオナルドダビンチだといわれています。
コンタクトレンズとは視力を矯正するための医療機器
コンタクトレンズは視力を矯正するための高度管理医療機器であり、材料にはプラスチックを使用しており黒目(角膜)に乗せて使用します。
視力を矯正するメガネとの違いは、目に直接接触させることによりまるで自分の目の一部のように使えるので、メガネを使用した時のように顔の印象が変わってしまう心配がありません。
またメガネよりも視野が広くなることや、冬場に外出をした時に暖かい部屋に入った時や食事をした時にレンズが曇る心配がないなど、日常生活で非常に役立つメリットがあります。
強度の近視の方や左右の度数が大きく違う場合は、コンタクトレンズの方が目の矯正に効果的など様々なメリットがありますが、仕様に慣れるまでは装着脱のために何度か練習が必要になることや、目に疾患を持っている場合には装用ができない可能性もあるので、コンタクトレンズに興味があり初めて使用するという方は必ず眼科検診を受けて問題なく使用できるか診てもらうことが重要です。
コンタクトレンズにはハードタイプとソフトタイプがある
コンタクトレンズには2種類ありますが何が違うのでしょうか?そしてそれぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
違いを知って自分に合ったコンタクトを選びましょう。
ハードレンズは黒目よりひと回り小さい硬いタイプで乱視矯正力に優れています。
しかしゴロゴロとした異物感があり慣れるまで時間がかかるかもしれません。
対するソフトレンズは黒目より大きく水分を含んだやわらかい材質で、装着しても違和感が少ないタイプです。
またズレたり外れにくいのも特徴です。
2つのレンズは寿命も異なります。
ソフトタイプは種類によって違いがありますが1日~1ヶ月です。
ハードタイプは開封後2~3年程度です。
使用期限の過ぎたレンズはトラブルの原因になる可能性があるので使用しないようにしましょう。
どちらのタイプがいいのかは、それぞれ長所・短所があるので断言はできません。
コンタクトレンズを購入する場合は、必ず眼科で医師に相談してください。
自分に合った最適のものを選んでくれるはずです。
コンタクトレンズはこんな人におすすめ
普段メガネを使用している場合、スポーツをする時に邪魔になる事も多々あります。
そんな方にコンタクトはおすすめであり、メガネに不満を持っている方は場面に応じて使い分けるのが一番です。
メガネは曇ってしまったり、汚れてしまう事もあります。
ちょっとした場面で煩わしさが出てくるでしょう。
女性の場合、メイクをした後にメガネを着用すると鼻の横に痕が残るのが気になり、メイクを楽しめない場合もあるので、コンタクトに切り替えて見た目の印象を変えるのにも最適です。
外見のイメージは大きく変えられるので、体調不良の時や目の調子が悪い時はメガネ、特に何の問題もない場合はコンタクトにするなど、自分の体調で変化を楽しめます。
ただし、コンタクトを利用するには検査を受ける必要があります。
印象を変えたいと思っていても、自分の目に着用しても大丈夫なのか医師の診断を受けるようにしましょう。
医師の許可を確認した上で、自分に合う物を探すのがおすすめです。
コンタクトレンズと眼鏡の違いとは?
視力が悪いと肉眼では視界がぼやけてものが綺麗に見えない状態になってしまうことがあるため、普通に生活していくことが困難に感じる場面が出てきてしまうなど不便なことも多くあるのが現実です。
しかし、自分の視力を補正してくれる質の高いコンタクトレンズなどを使用することができれば、視力がグンと上がるだけではなく、乱視なども予防してくれるのでぜひ利用してみてください。
ただし、眼鏡とコンタクトレンズの違いについてはしっかりと知っておく必要があります。
まず、眼鏡は基本的に耳にかけて使用するものなので、自分の顔の大きさや鼻の高さに合わせた製品を作るようにしないと直ぐにズレ落ちてきたり不便に感じることが多々あります。
反対にコンタクトレンズの場合、瞳に直接装着して使用することになるので、レンズがしっかりと合うように入念な視力検査を行って眼科で処方してもらうことが必要になってくるでしょう。
それと、レンズになっているのでちょっとした衝撃で壊れてしまう可能性があるので、使用する際には丁寧に扱うことが求められます。
コンタクトレンズの含水率とはレンズに含まれる水分量のこと
コンタクトレンズを購入する際に、含水率という表記を見たことがあるという方は多いです。
この数値はソフトコンタクトレンズにどれくらいの水分が含まれているのかを示したものであり、数値が高くなるほど水分を多く含むコンタクトレンズと判断することができます。
含水率が50%未満になると低含水タイプ、50%以上になると高含水タイプに分かれ、前者は蒸発量を最小限に抑えることができるので、水分を保持するために補充する涙の量が少なく比較的潤いを保持しやすいのに対して、後者はコンタクトレンズに水分を多く含まれることで、弾力があり柔らかくなるので付け心地が良いですが、蒸発量が多くなることでうるおいを保持するために補充する涙の量が多くなり乾燥しやすくなる傾向にあります。
そのため利用者の目の状態や装用時間によってどちらのタイプを選ぶべきか決める必要があり、自分で判断できない場合は眼科医の指示や処方に従って決めるようにしましょう。
コンタクトレンズのDk値って何?
コンタクトレンズのDk値とは酸素透過係数といい、そのコンタクトレンズ素材がどのくらいの酸素を通すかという値のことを示しています。
Dk値のD(拡散係数)は素材の中で、どのくらい酸素が移動するのかを表すもの、k(溶解度係数)は外からどれだけの酸素が入り込むのかを示しています。
目の健康を維持するには、コンタクトレンズ装着時にも角膜に十分な酸素を供給する必要があります。
そのため、よく通すものを選ぶことが重要であり、目への負担を軽減することができます。
目の角膜は十分に供給されないと、さまざまなトラブルを起こしやすくなります。
この状態になると、角膜の内側にある角膜内皮細胞が減少しまい、この角膜内皮細胞は徐々に減少していく細胞ですが、不足してしまうと減少を加速させます。
失われてしまった細胞は二度と再生することがありませんので、コンタクトレンズを選ぶ際にとても重要な値です。
この値に注目し、選んでみてはいかがでしょうか。
コンタクトレンズはスポーツにも適している
普段スポーツをする方にとって、メガネよりもコンタクトレンズの方がメリットが多いといわれています。
サッカーや野球、バスケットボールやテニスといった球技や、マラソンやウォーキングまで競技や種目によって運動の動作や強度は異なりますが、どんなスポーツも日常生活の動きよりも大きく体を動かすことになるので、目に直接装用して使用するコンタクトレンズは外れにくく効果的に視力矯正が行えます。
コンタクトレンズを運動する際に使うメリットは主に、広い視野を確保することができることにあります。
同じく視力矯正をおこなう際に使うメガネと比較して、コンタクトレンズは180度の開けた視野を確保したままで激しい運動が行えるので、ボールを目に追ったり他のプレイヤーの動きを把握する際にも役立ちます。
メガネは汗や息によって曇ったり汚れてしまう恐れがありますが、このタイプなら汚れや曇を気にすることなくいつでもクリアな視界で競技に集中することができるメリットを持ちます。
コンタクトレンズのパワーとはレンズの矯正度数を表している
コンタクトレンズのパワーとは、レンズの矯正度数を表しています。
コンタクトは視力矯正のために用いられますが、どの程度の矯正が必要なのか、分かりやすい言葉で言えばどれくらい目が悪いのかは人によって異なります。
ですので、それに応じたレンズが作られているわけです。
そして、目が悪いというのもいろいろありますが、基本的には近視か遠視かであって、コンタクトもそれに応じて作られています。
パワーは数字で表され、0を中心としてプラスであれば遠視用レンズであり、マイナスであれば近視用のレンズです。
0であれば度は入っていません。
英語でPowerと表記されることもあれば、スペースその他の関係でPとかPwrなどと略されていることもありますので、間違えないようにしましょう。
たまに誤解している人がいたりしますが、この数字は健康診断での目の視力検査とは直接関係はなく、眼科医に行ってそのための検査を受けることで診断してもらうことができます。
コンタクトレンズの中心厚とはレンズの中心点の厚み
視力矯正に役立つコンタクトレンズを選ぶときは、快適な装着ができるものも選びたいものです。
カーブなど様々な部分から比較しますが、厚みについてもチェックしておきたいところです。
コンタクトの中心厚は、レンズの厚みを表していますので、購入時には確認しておきましょう。
CTの値が小さいものほど薄くなります。
レンズの厚みがどのように影響するのかも気になるところです。
厚いと酸素を通しにくくなりますので、酸素を多く通すのは薄いタイプになります。
それから、目につけるときは、形状がしっかりと安定することも大切です。
厚みのあるレンズは形状が安定しやすくなりますし、破れにくくなるというメリットもあります。
そのかわり、厚みのあるものは装着感がやや悪くなります。
薄いものとはいえ、やはり異物になるので装用感が良いのはやはり薄いレンズということになります。
とはいえ、コンタクトの中心厚はコンタクトの種類や度数によって決まりますので、自由に好きなものを選べるというわけではありません。